こんにちは。僕です。
本題に入る前に…..2024年11月2日(土)、株式会社TOMAPさん主催のイベントにスポンサーとして参加してきました。
イベントの様子
画面の1番左が僕です。
とても楽しかったです。ありがとうございました!
卒業生も招いて太っ腹な企画だなと思いましたし(100万以上かかってるんじゃ???)、ランサーズ元CTOの坂口さんも登壇されており、貴重な経験をさせていただきました。※話しかけるタイミングを逃してて草
さてさて本題
このイベントの最中に参加されていた受講生の方から「Webディレクターって今後需要あるんですか?」という質問をいただいたので本コラムで色々偉そうに解説しようと思います。
結論:需要はあると思います
この手の質問は中途半端な回答になってしまいがちで申し訳ないんですが、とりあえず「需要はあると思います」
需要があると思う理由
・窓口的な対応はまだまだ人間がメインだから ※2024年11月
・ディレクター(案件管理・進行)の求人はまだまだ多いから ※抽象的でスマソ
・ディレクター不足の話が身の回りでかなり多いから ※主観だけど
という理由から「今後も需要はあるんじゃないのかな?」と思っています。ばちくそ根拠としては弱いけどね。
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ただ!察しの良いみなさんなら何となく伝わるかと思いますが!Webサイトの保守運用しかできないディレクターはぶっちゃけ需要無くなるんじゃない???って思ってます。
※共感してくれた人は拡散してくれよな(`・ω・´)b
理由は大きく2つです。さて偉そうに語るぞー( ‘ω’)
理由①クライアントのリテラシーがどんどん上がってきている印象があります
あくまで僕の肌感ですが、ここ数年お取引させていただくクライアントのリテラシーが非常に高いような気がしております。(なんかめっちゃ失礼な表現だけど許して)
デザインの参考サイトにPinterestを送りますね
それってコアウェブバイタル的にどうなの?
GoogleのUXデザイナーを学べるあれで勉強中なんですよ
などなど、ときどきヒヤッとするような、返答をより気をつけないといけない質問や雑談が増えてきた印象があります。※もちろん僕は余裕で会話できてますヒヤヒヤ
クライアント自身が興味関心を広げて学習されている印象があるんですよね。
で、何が言いたいかというと世の中の“運用保守”ってその殆どが「ある程度決められたスケジュールと内容に則って更新する」というルーティンワークに特化しているため新しい知識を学んだり、技術を身に着ける機会っていうのが少ない印象があるんですよ。
もちろん大変な仕事だし、安定した売上を維持するために非常に大切な仕事ということは理解しておりますし、それに従事する人には敬意を払うべきだと思っています。
しかし、一方で運用保守の案件を繰り返し行っていたとしても本人の知識・技術の向上には繋がりづらいというのは事実で、またこれを言うと怒られるかもしれませんが、ルーティン化されているためある程度経験を積めば誰でもできる仕事という側面も持ち合わせていると考えています。
こういったルーティンワークが無くなることは考えていませんが、CMSといったクライアント自身で更新が行えるサイトやStudioといったノーコードツールによって、クライアント自身がサイトをいじれる環境がどんどん整ってきている印象です。
無論、年商数兆円規模や数千億規模の超大手になると、そういったツールの導入自体が困難な実情もあったりするのでまだまだ運用保守は外に発注するクライアントは多いと思いますが非常に油断は禁物かなと思っています。
なのでこうしよう!
常に興味関心を持って知識や技術に関係するあらゆる話題に触れる癖を身に着けよう!仕事が終わったらご飯を食べて暖かいお風呂に入って、労働した自分を褒めてあげてエライエライしてから寝る前に30分くらいネットサーフィンしよう!寝不足で遅刻とかするなよ(`・ω・´)b
理由②AIの登場
昨今ChatGPTをはじめ様々なAIツールが登場してきました。それと同時にこれを使いこなすクライアントも増えてきた印象です。※ワシの印象じゃぞ
サービスのキャッチコピー、コンテンツの文章などのテキストベースの提案から、提案書の図解、サイトマップ、ページの構成、レイアウトの提案まで、AIを活用すれば一瞬で複数の案を生成できるようになってきました。
僕はWebディレクターの仕事の重要な要素として「クライアントに対する回答」があると考えています。しかし、クライアント自身がAIツールを駆使して答えを導き出せるようになった今、この“回答”の機会は確実に減少しつつあるように思っています。残念じゃがのぅ。
今までは「このような表現はいかがでしょうか?」「こういったレイアウトはどうでしょう?」といった、ディレクターが担っていた提案の多くが、AIによって少しずつ代替可能になってきている気がしております。
なので、先述した運用保守といったルーティンワークに特化したディレクターは、二重の意味で厳しい立場に追い込まれつつあるんじゃないかなと思っています。クライアントの知識レベル向上という波に加えてAIによる代替という波にも直面している気がしております。ちなみに僕は泳げませんアバブブヴ
なのでこうしよう!
完璧に把握しなくていいので自分でも触ってみよう!今なら無料で色んなAIが使えるので実際に触ってみよう!興味なくても触る!ちょっとでも話せるように触る!自分の業務効率を向上できないか?という視点で触る!とりあえず触ってみる!触れ!SAWARE!!!!
需要のある(選ばれ続ける)ディレクターになるには?
僕も教えてほしいです。
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・・・・・ただ、偉そうに語っていいのであればやはり「選ぶ側に回ること」を意識して取り組むことが重要かなと思っています。甲子園優勝を目指さないと県大会優勝もできない。と同じ理屈です。
じゃあ、何をすればいいのかというと
- 実績を増やしつつ、質も上げていく
- アウトプットを増やして露出の機会を増やす
- プレゼンテーションのスキルを磨く
- 突っ込まれても困らない提案書を作れるようにする
- 後進の育成や指導を頑張る
- トレンドやテクノロジー的な情報をキャッチアップする
- クライアントの業界、サービスに対する理解を深める
こういったことをやってくと「ルーティンワークをこなすディレクター(需要減少する見込み)」から「プロジェクトを牽引するディレクター(需要はまだまだある見込み)」へステップアップするんじゃないかなと思っています。
※プロジェクトを牽引するディレクターは引っ張りだこです。需要がある選べる側のディレクターを目指しましょう🐙🐙🐙
最後に
といっても未来の予測なんて役に立ちません。コロナだってAIの進化なんて数年前まで予想も出来なかったと思います。なのであくまで本コラムは参考程度に。常に目の前の仕事に一生懸命取り組んでお互い頑張っていきまっしょい(`・ω・´)b
この記事がよい!と思った人はぜひ拡散してくれよな!(切実)
ではまたディレクションの世界でお会いしましょう✋
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