本記事は見積もり作るのが苦手な人、新人教育向けの記事です。
ええいああ君からもらい泣き。どうも僕です。先日久しぶりに朝までカラオケしたんですが無事喉を壊しました。
( ^ω^)・・・
さて本日は見積り作成について記事を書かせていただきました。
今まで見積り作るのが苦手だった人、これから作成するかもしれないって人、ちょっと長いけどぜひ読んでいってください。必ず参考になるので二二( ^ω^)二⊃ブーン
余談ですがコミュニティに参加していただいている人数が700名突破しました。あざます。
先ず作成する前に、、、
まず作成する前に見積りを作るときの心構えというか考えを見てくださいな。
考え
・そのプロジェクトで対応しないといけない項目(作業項目)が漏れずに記載されていて、それに見合って発生する費用がキチンと記載されている。
例えば「50万円は利益ほしいから、どっかの項目にテキトーに50万円のせよう!」みたいなのは今回の記事では省きます。勤務先によっては出したい利益とか会社として担保しないといけない利益率があると思うのでそういう「ぶっちゃけやらないけど上乗せしちゃおう」みたいなやつは省かせていただきます。というかやるな!
あくまで、「やる作業に応じて発生する費用を踏まえた見積りの作り方」という点にフォーカスして解説いたします。
ではここからが本番や!ついてこい二二( ^ω^)二⊃ビョオオオオオ!!!!
当たり前だけどまずは「作業項目」を洗い出せ
意外と出来てなくて作業を見落としている人も多いと思う。作業内容を洗い出すこと、マヂ大切だから洗い出そ✊✊✊(平成ギャル)
で、洗い出すときだけど下みたいなやつは個人的にNGだ。例えばLPの見積もり項目がこれだけ
・構成作成・・・〇〇万円
・デザイン作成・・・〇〇万円
・コーディング・・・〇〇万円
( ^ω^)・・・だめなの?
だめだめ。だめすぎる。死ぞ??例えば原稿は誰が用意してくれる?写真の素材は誰が買ってくれる?SPのデザインは?検証は?ブラウザは?納品時のデータチェックは?公開対応は?
( ^ω^)・・・じゃあこう?ムカ
・構成作成・・・〇〇万円
・デザイン作成(PC・SP)・・・〇〇万円
※原稿は支給してもらう。リライト対応も含む。
※写真・イラスト素材は支給いただく。
・コーディング(レスポンシブ)・・・〇〇万円
・検証・・・〇〇万円
※レイアウト崩れ、誤字脱字チェック。
※実装時のchrome、firefox、edgeの最新ブラウザまで対応。
※iPhone、android端末、一部のタブレット端末まで対応(要相談)。
※OSはWindows、macを想定。
・納品・・・〇〇万円
※納品ファイルのチェック
※公開対応は○○様のもとで対応いただく想定。
( ^ω^)・・・これでいい?
うーんだめ
もっかい対応しないといけない内容を見直せ
例えば、案件の企画とか提案書作って打ち合わせとかやってませんか?WBS・ガントチャート作成してプロジェクト全体の管理はしていませんか?そういうのも含めましょうよ。作業は全部洗って見積もるの。すると。
・企画費・・・〇〇万円
・構成作成・・・〇〇万円
・デザイン作成(PC・SP)・・・〇〇万円
※原稿は支給してもらいリライト対応も含む。
※写真・イラスト素材は支給いただく。
・コーディング(レスポンシブ)・・・〇〇万円
・検証・・・〇〇万円
※レイアウト崩れ、誤字脱字チェック。
※実装時のchrome、firefox、edgeの最新ブラウザまで対応。
※iPhone、android端末、一部のタブレット端末まで対応(要相談)。
※OSはWindows、macを想定。
・納品・・・〇〇万円
※納品ファイルのチェック
※公開対応は○○様のもとで対応いただく想定。
・プロジェクト管理費(ディレクター稼働費)・・・〇〇万円
と、まぁだいたいこんな感じになる。キャッチコピーとか提案する場合、ここにライティング(コピー)費が入るし、LP作った後にどっかに導線貼るならならバナー制作費とバナーを設置する先のページ修正費が….みたいに発生するので対応する内容を細かくキチンと入れましょう。サイトマップの更新費とか漏れがち。
これ以上細かくする場合もあります。参考になったらありがたいです(`・ω・´)b
( ^ω^)・・・うーん
え?でも面倒くさい??
いわゆる“一式”でまとめちゃだめなの?
いいけどあんまり推奨はしないです。というのも理由があって
理由
①作業内容を見落とす可能性があるから
➁クライアントに説明を求められたとき説明できなくなるから
③クライアントが決済担当者に説明するとき困るから
まず①について説明します(`・ω・´)b
例えば、見積りを作らないといけないとき「とりあえず一式でいいか」っていうテンションで作業項目をまとめて作ってクライアントに提出したとします。その時に怖いのがプロジェクトが進んでいくうちに「実はあれをやらなきゃいけなかった」みたいな感じに作業を見落としていたら想定していた以上に工数が発生して、作業側が損をしてしまう場合があるんですよね。そういうとき後から見積りを作り直して発注し直してもらうのは難しいケースが多いので一式でまとめてしまうのは見落としの原因になるので推奨できないんです。
➁と③はめちゃくちゃ重要だからみんなちゃんと読むんじゃぞ( ^ω^)
説明を求められたとき、ちゃんと説明できる?
例えば、「デザイン一式=15万円」で見積りを出した場合、その15万円の内訳を説明できますか?
何となく色んな対応を含めてまるっと15万円でいいや!
実際に、本当に15万円必要だったとしても何で15万円が必要なのか聞かれたときに答えらえないと信頼を損ねて失注する可能性があるので説明ができるようにするためにも項目は細分化しておきましょう。例えば、
デザイン作成って一言で言っても
デザインの作成時間、社内で確認する時間、調整時間、先方に出すときに補足資料の作成時間、クライアントからのフィードバックを整理する時間、フィードバックの対応をする時間、それを社内で確認する時間……..という風に洗い出せますよね。それぞれの作業にかかる想定の時間を出して、それを所属先の人日単価で計算すれば見積りを算出することができますよね。そうすれば金額の説明は出来るはずです。
人日単価っていうのは会社によって「8時間労働の場合、5万円の請求が発生する」みたいに1日(8h)の稼働で発生する請求費用のことだぞ(`・ω・´)b
クライアントが説明するときにザックリだと困るときがある
例えば、クライアント(担当者)が決裁権を持っていなかったとき、経理や上司(決裁者)にお金周りの説明をしないといけないときがあるんですよね。そういうときって細かくその費用の説明を求められる場合が多いんです。なのでクライアント(担当者)が決済者にその説明を行えないと失注してしまう場合や費用を下げてほしいと交渉されてしまう場合があります。それは非常にまずい。
なのでキチンと説明ができるような見積書が必要なんです。参考になったかしら。一式だと説明無理よね。
最後に
見積書は正確に作業内容を洗い出してそれに見合った費用を算出しましょう。見積書は提案資料みたいなもんです。決裁権を握っている人が理解できて納得できるものじゃないと失注したり、金額を下げないといけなくなる場合があったりするので要注意です。
見積書をキチンと根拠をもって作成できる人は案外少なくて、それが出来ると売り上げも上げやすいし、プロジェクトの作業を見落とすことも減ります。なので精度の高い見積もりが作成できるように頑張っていきましょう(`・ω・´)b
今日も読んでくれて
彡(^)(^)「ありがとやで」