うわああ!!!!!
宮嶋ひなです!!
とととととうとうコラム10本目になりました!!!!!!!
個人的な目標として、このディレ森でコラムを10本書こうと決めました。3ヶ月いかないくらいで達成できたのはめちゃくちゃ嬉しいです!
記念すべき10本目のコラムは、「レベル100WEBディレクター」です。
業務に慣れてきて、以前より成長を感じられなくなってませんか?
「WEBディレクターとして何を目指せばいいんだろう」と不安になってませんか??
業務を続けていけば、自然とできることは増えていく!私も含めて、「なんだ、こんなにできるようになってんじゃん」とか、「次はこのレベルを目指そう!」とか思ってくれると嬉しいです!
ちなみに。このレベルの仕分けは、宮嶋の独断と偏見ですので悪しからず!!!
社会人基礎力ってなーに???
こちらのコラムのために調べていて初めて知ったんですが、社会人としての基礎力として経済産業省が2006年に『社会人基礎力』というものを出してました。
社会人基礎力って私は初めて聞いたんですが、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から成り立っており、会社や地域社会の中でさまざまな人とお仕事するために必要な、社会人(ビジネスマン)として基本的な力として提唱しているようです。
字数の関係で詳細は省きますが、12の能力要素をご紹介します。詳細が気になる方は、リンクをチェックしてみてくださいませーー!!!かなり勉強になりますよ!!!
・前に踏み出す力(アクション)…主体性、働きかけ力、実行力
・考え抜く力(シンキング)…課題発見力、計画力、創造力
・チームで働く力(チームワーク)…発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、ストレスコントロール力
参考:我が国産業における人材力強化に向けた研究会―報告書外部リンク|経済産業省
全てを満たす必要はありませんが、100年時代とも言われる世の中、足りていないスキルがあれば積極的に満たしていこうとする姿勢が大切なのかもしれませんね。
レベル1〜10
まずはここから!!新入社員レベルと思ってください。
宮嶋は元フランス料理人でしたが、新人は掃除から!!でした。まさに基礎の基礎から!!!を叩き込まれます。
「料理に掃除?」と最初は不思議でしたが、やってみるとなるほど、各材料の場所を覚えたり、職場に慣れたり、職場の人間関係を読み取ったりと、とても大事な時期だったなと思います。
火を扱い、食材を切るという後戻りできないことをするぶん、掃除という「ミスっても取り返せる作業」すら満足にできなければ、その先はありません。
新人作業、侮ることなかれ!!!
小さな積み重ねが、レベル100ディレクターへの道なのです!!!
・ビジネスメールが迷いなく打てる
・アシスタントとしてミーティングのメモを取れる
・先輩に依頼された文章や表の作成
・データファイルの整理
・毎日笑顔で出社できる
レベル20〜30
ここからは、内容を箇条書きにしてピャーーーっとまとめました。
繰り返しますが、レベル内容については宮嶋が「これくらいできたらすごいよ!!レベル100!!」みたいにして独断かつ偏見まみれで言ってますので、「これもっとレベル上のスキルなのでは??」みたいな部分があるかもしれません🙏
「ほーん、なんやこれくらいできるわ楽勝やんけ」と思えば、そのレベルはクリアしていますよ!!圧倒的成長や!!!!
・議事録が書ける
・チームの橋渡し役がつとまる
・実現可能かはともかく、新サービスや商品のアイデアが出る
・先輩や同僚のグチを聞いてあげられる
・継続案件のディレクション(短期)を任せられる
・外注さんへの依頼・納期管理・クオリティチェックができる
レベル30〜40
入社して2〜3年くらいを想定しています。仕事にも慣れ、自分の個性やカラーを発揮できる頃合いかもしれません。
WEBディレクターですから、制作チームをまとめる役割ですが、案件数や案件規模感も徐々に増えて大きくなってくるでしょう。
少人数だと上手く回っていた案件も、関わる人数が増えると途端に制御を失うことがあります。ふんばりどきです。
・修正の対応をチームに円滑に伝えられる
・先輩から頼まれた資料作成ができる
・新規営業もがんばれる
・課題を解決できそうな案を提案できる
・新規企画の戦略を提案できる
・継続案件のディレクション(中〜長期)を任せられる
レベル40〜50
次は入社して5年以上、そろそろ中堅どころとして会社の中枢メンバーになっている頃です。
自分だけががんばるのではなく、チームリーダーとして、また会社の先輩となって後輩を指導する役割も担ってくるでしょう。
……人間関係、悩む頃ですよね……指導ムズカシイ!!
・情報収集ができる
・ヒアリングした情報をもとに課題解決策を考えられる
・チームリーダーとしてプロジェクトを遂行できる
・スケジュールを管理して遅延が出そうな場合は調整できる
・一人で30ページ超えの資料が作れる
・会議のファシリテーションはお任せください
・新規案件をとってこられる
・実現可能で有効そうな新サービスや商品のアイデアが出る
・そろそろ後輩、新人教育を任されてくる
・後輩を飲みに誘うか迷う
レベル50〜70
もはや欠かすことのできない頼れる存在!!チームにあなたがいてくれるとものすごい安心感があります!!!
「困ったことがあればとりあえず◯◯さんに相談しよう」「あの人の知識の幅すごいよね……」ってSlackとかでヒソヒソ言われています。カッコイイ!直接言って!!!!
……んが、しかし。なんでもできることが増えてくるからこそ、そろそろ会社での出世コースの限界値が見えてくる頃合いです。
ここでもっと上を目指そうかな?転職して年収上げる??でもなぁそうすると県を跨いで引っ越さなきゃいけないかもなあ。ああ、誰か俺の悩みを聞いてくれ!!!!
・新規受注から継続案件を作れる
・新規オンボーディングができる
・予算と納期と条件の調整ができる(遅延調整も)
・プレゼン上手!資料もきれい!わかりやすい!!!
・炎上案件の火消しに携わった
・WEBに関連することなら大体できる(WEB全体の専門知識がある)
・Googleアナリティクス?親友ですね。レポート?すぐ作れますよ
・後輩に対するフィードバックってどこまでやればいいんですか?と悩む
レベル70〜90
副社長とか会社の右腕とか、そういう存在です。
面接の担当になる場合も多く、会社のマネジメントとビジョンを具体化するために、個々のプロジェクトと言うよりは会社全体をみていくポジションになっていくでしょう。
ポートフォリオ、何回も見るでしょう。期末ごとに、胃がキリキリキリキリ痛むでしょう。
しかし、会社の重鎮となったあなたは簡単に休めなくなります。ああ、世間はお盆休みっていうけどさ、結局働いてるじゃん俺……あ、この資料も作っとかないと……あれ、ここの予算どりってどうなったっけ……あああぁ、俺に夏休みをくれぇーーー!!!!
・大手企業と競い合える知識と技術
・数千万円する大規模プロジェクトを任される
・過労で体を壊したあとに復活して仕事している
・業界で名前を言ったらそこそこわかってもらえる
・勉強会やオフ会でLTができる
・炎上案件を収束させてもクライアントとの縁が切れていない
レベル100…over
神。Got of WEBディレクターです。
あなたの名刺はみんなが顔色を変えて欲しがるレアアイテム。オフ会や勉強会を開けば「◯◯さんに会いに来ました!!」って言われちゃうかもしれません。
ここまでくるのに、長い時間と研鑽を積んだことでしょう。しかし、レベル100に到達したからといって、ここで終わりではありません。
新たな伝統を、革新的なアイデアを、業界を驚かせる知見を、これから作っていくことでしょう。
新しいレベル100を目指すのです。
・伝説のポケモンレベル
・自分で会社をつくる
・自分で大型メディアを立ち上げる
・自分でコミュニティを立ち上げる
・企業理念やビジョンを決める
・業界で名前を言ったら「え!?サインください!!」と言われる
etc…
人生100年時代、上を目指す必要はあるのか
仕事って、まじ大変ですよね。
私自身は、WEBディレクター歴1年ちょっとくらいのひよっこなので、業界の解像度はまだまだ高くないと思います。しかし、周りにいる仲間や先輩、経営者の方々をみていると、これくらいできたらいいなあ、こんなこともできてかっこいいなぁと思っています。
人生、100年時代ですって。100年生きていたら、何がしたいですか?
100年と言われる人生だって、元気に動ける時間は決まっています。私たちは永遠に生きられるわけでも、永遠に働けるわけでもありません。
一般的に定年と呼ばれる60歳まで、あなたはあと何年働きますか?
今回のコラムのタイトルに、「目指せ!!」ってでかでか書いてますけどね。
別に目指さんでもいいと思う。(え?)
宮嶋は2024年現在、仕事を過労で適応障害になって辞めて、人生で初めて穏やかで長いお休みをいただいております。
がんばりすぎちゃってもね。あとがつらいから。
でも、目標がないと、人間ってがんばれないんですよね。
すぐラクな方に流されちゃうし、努力はしんどい。誰か見てくれているわけではないし、その努力が正しく報われる(褒められる・昇給する・満足する…etc)ことが保証されているわけじゃないなら、がんばることの意味すら見つからないですよね。
それでも。ずっとずっと前を向かずに歩いてても、見上げなければ空の美しさがわからないように。
目指すべき目標があった方が、辛い道のりだって歩いていけます。
みんながレベル100にならなくたっていい。なんならジョブチェンジするとか、自分と相性の良いレベルで落ち着くとか、いろんな姿があっていいんです。
「人生を楽しむ」その最大の目的のために、「あともう1レベル上げてみっか」くらいにお仕事をとらえられたら、もっと人生は楽しくなるんじゃないかなって思うんです。
あなたは、人生100年どう生きたいですか?
【あとがき】コラム10本書いてみて
宮嶋ひなは、ライターです。
2017年にライターをしはじめて、早いもので7年めになりました。
もともと、文字を書くのは好きです。最初に物語らしきものを作ったのは、小学校3年のときでした。小さな絵本を、手書きで書きました。森の動物たちがご飯を探しに行く話だったと思います。
文章を書くのは、得意だと思っていました。
しかし、コラムを10本書いてみて今思うのは、「自分の考えや気持ちを他人に伝えるのは難しい」ということです。
何よりも、自分の発言は自分で責任を取らなければならないということに、恐怖すら覚えました。
メディアでSEO記事を書いていた際、責任は企業やメディアが負ってくれていました。そのための編集さんや企業という存在を、ずいぶん頼もしく思ったものです。
私も、たった一人で書いていた訳ではなく、毎回原稿を信頼できるパートナーにチェックしてもらっていました。(ありがとう!!)
それでも、毎回自分の考えを言葉にして公開するのは、ちょっぴり怖かったです。
ディレ森のコラムは、完全無償のボランティアです。「コラム10本書くぞ!!」というのも、今引きこもっている自分が社会的なつながりと、実績を欲して、自分で勝手に決めた目標でした。
そんな自分勝手に始めたコラムへ、公開するたびにたくさんのお褒めと応援のお言葉をいただいて、いつしかその言葉たちがコラムを書く原動力になっていました。
しょーーーーじき、毎回毎回4,000文字オーバーのコラムを全力で書くのは、めっちゃくちゃ大変でした(笑)
5本目か6本目あたりで、挫けてしばらくパソコンから逃げていた日もあります。
不思議なことに、仕事なら体系化されていてあとは書くだけって感じで機械的にこなせるのに、自分自身がまるごと出ちゃうコラムは書くのが大変だったんですよね。
それでも、10本完走しました。
結果、コラム書いてめちゃくちゃ良かったです。
3ヶ月弱の期間でしたが、Xのフォロワーさんもすっごく増えました。もともと日常や趣味のことしか呟いていない謎アカウントで、フォロワーさんも増やそうとかまったく考えてなかったんですけど、宮嶋ひなを知ってくれる人が増えました。
WEBディレクター業界初級の私がいろいろ言うことに反発や攻撃されることもあるかもしれないと思っていましたが、コラムを読んだ皆さまは一様にあたたかいお言葉をいただきました。自分の発言に、ちょっと自信を持てるようになりました。
本当に、ありがとうございます。
パートナーにも「面白い!」と言ってもらえて、すごく嬉しかったです。
10本書ききりましたが、また気が向いたら書くかもしれないし、別の媒体でコラム始めるかもしれません。
好きに書かせてくれて、タケさんもありがとうございました!
それでは、またどこかでお会いしましょう。
宮嶋ひなでした!!!!!!
コメント
コメント一覧 (2件)
おぉ~!!
こちらこそありがとうございました!
最後もとっても素敵なコラム感動です(‘ω’)!
僕もレベルを上げ続けられるようにがんばります!
※社会人基礎力、初めて知りました。勉強になりましたw
ディレ森のメンバーでコラムを書く企画、とーーっても楽しく参加させていただきました!!✨
コラム100までいきたかった(無謀な計画笑)
たけさんの企画がなかったら、こんな風にコラム書けなかったです。
私もレベル100を目指してがんばります!!
ありがとうございました!!✨
※私も調べて初めて知りました(笑)