本日のご相談4:Webディレクターになるために“何”をすればいいの?

さて今日の迷える子羊ちゃんはっと….おっと、こんにちはです。今日はこんなお便りを(今日じゃないんだけどね)いただきました。

現在WEBライターをしています。
ゆくゆくはディレクターなどの上位職を目指しているのですが、具体的になにをすればいいのかがわかりません。
そこで、WEBライターがディレクターになるために必要なスキルや道のりを教えていただきたいです。

ふむふむ。なるほどなるほど。うーん。

( ^ω^)・・・

シンプルなようで悩ましいね!みんなの中でも考えてみてくれると嬉しいな。
とりあえず俺の考えを聴けぇ!!!(バサラ)

目次

まずは明確に悩むポイントを分けたいね

まず悩んだときは情報を整理してポイントを分けるのじゃ。例えば、Webディレクターになる方法は3つしかないと思う。

Webディレクターになる方法
①Webディレクターを採用している会社に面接に行って採用してもらう。
➁勤務先内でWebディレクターというポジションにつかせてもらう。

③Webディレクターを名乗って独立する。

Webディレクターへなるために必要な(有利な)スキル
①の場合、前項①で求めているスキルを勉強して満たす。
②の場合、前項➁で求められたスキルを勉強orOJTで満たす。
③の場合、やめておけ。死ぬぞ。

だいたいこういう風になるはず。ほとんどが①か②ですよね。

( ^ω^)・・・とりあえず面接行けってこと?

Webディレクターになる“だけ”だったら未経験でも雇ってくれる可能性はあるので何も勉強しなくてもなれる可能性はありますね。しかもWebライターなら未経験者より採用される可能性は高いと思います。

ただ、わざわざ質問してきたということは結構悩んでいると思うので「とりあえず面接いけ!」とか「上長に相談して仕事の内容変えてもらえ!」っていうのは無しにしときます(`・ω・´)b

せっかくなのでスキルについて解説します。

スキル…その前に覚えておいてほしいこと

Webディレクターというのはその仕事の内容が勤務先によって異なります。ちなみに僕が今までの経歴でやってきた仕事は

代理店を挟まないでWeb・紙・動画・イベント問わず企画・提案、外注探してNDA結ぶ、見積り、請求管理、契約書作成、分析、提案資料作成、サイトの保守運用、リニューアル対応、新規作成、客先常駐、業務改善支援、デザイン、コーディング、広告(ほぼできない)、SEO(できるって言いたくない)、接待、犬の散歩などなど

たぶんこんな感じです。文字に起こすと少なく感じるのですがどうでしょうか。会社によっては見積書はディレクターが作らない。とかアートディレクター、クリエイティブディレクター、テクニカルディレクターと呼ばれる職種で分類されています。わけがわからないです(ぶっちゃけ)。ディレクターを名乗っていても人によって能力はバラバラ。勤務先によって求められる能力は異なるということを覚えておきましょう。

( ^ω^)ならどうすればいいんだ!!(威圧)

募集要項や実績、会社のブログとかを見るんだ!

例えば、「あの会社に行ってWebディレクターになりたい!」って考えているのであればその会社で公開している募集要項に求めらているスキルが書いてるはず、制作実績を見れば自分もそれが納品できるようになる必要があるかも、ブログがあれば働いている人たちの知見とか考えが分かるかもしれません。

なのでとりあえず漠然と勉強するより、目の前で募集している会社がどんな能力を求めているかを調べて勉強したほうが結果的に効率は良い。あと印象も良い。「Webディレクターになりたい」という目的を考慮すると、これがある意味ベストかもしれません。

( ^ω^)・・・調べて勉強しろってことね

今の勤務先の中でWebディレクターになりたいなら

実際にWebディレクターで働いているスタッフに話を聞く。そして上司に「どういうスキルがあればWebディレクターにしてくれますか?」って聞く。めちゃくちゃシンプル。あとは勉強や場合によってOJTもやらせてもらえる。

もしも「いやWebディレクターはこれ以上増やす予定がないから」と突っぱねられたら残念ながら諦めて転職したほうが早いです。それは会社によって事情があるのでコントロールできない部分。切り替えましょう。

( ^ω^)・・・えげつねえ(ゴレイヌ)

他の勉強方法は?

本がいいと思う。例えば、「Webディレクターブログ」で検索したら色んな人が働き方とか解説していると思う。ただほぼ全て個人の考えや思いみたいな体験談がメインなので知見を増やすには向いていないと思う(会社のブログはちょっと違う)。もちろん読むのは悪くない。事前にどんな感じか知っておくと覚悟も決まるし順応しやすいと思う。

ただ、「体験談」が増えても「知見」は増えないので、正しい知識はしっかり校閲を通した書籍が個人的にはオススメ。できるだけ有名で新しいやつが無難です。

個人的には株式会社ピクルスの代表を務めている田中稔(タナカミノル)さんも書籍に絡んでいる「Webディレクションの新・標準ルール 改訂第2版 現場の効率をアップする最新ワークフローとマネジメント」が初学者にはオススメ。

内容をザックリいうとディレクションの役割・目的から企画、設計、運用管理など網羅的にまとめて解説してくれる良書。狭く深い知見が欲しい!っていう人には向いていないんだけど色んなことを網羅的に触れておきたい。という人にはオススメです。読んで覚える本では無くて定期的に立ち返るのにも役立ちます。

ちなみに、最近改訂版が出たらしいのですがこれはまだ僕も買っていない。。。さっき知りました(草)

最後に

今回の記事はどうでしたか?これでちょっとは悩みは解消されましたか( ‘ω’ )?

明確にこれをやればなれるよ!って言えることではないので今後の参考程度になったら嬉しいです。ちなみに、今回あえてスクールは推奨していないです。良いスクールもあるのですが先ずは状況を整理してその上で勉強方法は考えてみてほしかったからです(`・ω・´)b

ちなみに宣伝ですが定期的にWebディレクターのメンターとかやっているのでご興味あればDMでもください。気が向いたら相手してやろうフハハハハハハハ!!!!

また次の“夜”に会おう!

3カラム専門のデザイン集作ったのでちょっと立ち寄ってみて

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コラムメンバー✍

ディレ森の管理人。「バトルものは序盤の話がグダグダで苦手」と「最終話で1期のOPが流れるとテンションが上がる」という両方の性質を併せ持つ。

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